今日はあいにくの雨。
でも娘にとっては、やっとやっといける待望のスイミングの日です。
インフルで二週間休んじゃったからね・・・

さて、今日はちょっと重いお話。

スイミングの後お友達とランチをして、その後スーパーのおもちゃ売り場でしばらく遊び、帰り道のこと。

そのお友達Mちゃんはふとこんなことを言いました。

まーちゃん(娘)ちは、パパいないんだよね?」

たまにかけられるこの言葉。娘はこともなげに「うん、うちはパパいないよ」と答えます。
そこまでは娘も慣れたもの。

Mちゃん「パパがいないうちは、お金がないんだよ。」

Mちゃんママの顔色がさっと青くなりました。
黙る娘。

私が「大丈夫!おばちゃんたくさん働いて、お金稼いでるから!」と笑って言うと、「そうかー」と納得してくれたようでした。

Mちゃんママは、「うちはパパの地位が低くて、いつも「パパがいないとご飯食べられないんだから大事にしなさい!!」って言ってるからそんなこと言ったのかも…ごめんなさい!!」
とすごい勢いで謝ってくれるもんだから、私も恐縮しちゃったのですが・・・
Mちゃんはまったく悪意なんてないんですから。

たぶん、さっきおもちゃ売り場で「今日は見るだけよ〜」と言ってたのが引っ掛かったのだと思います。
娘がすんなりおねだりをやめたのを見て、不思議な顔をしていましたから・・・

パパがいない。

これは私たち親子がいつまでも対面しなければいけない事。
娘は父親のことをまったく知らないで育ち、今のところその存在を知ろうとも思っていないようです。

それでも。
こういうことを言われるたびにどんなことを感じるのだろうと思うと、胸が締め付けられます。

おかげさまで私の収入で普通の暮らしができているけど、やっぱり普通の家庭よりは質素に暮さなきゃいけないわけで、欲しいものを我慢させることもそりゃあります。

けど、それはうちが母子家庭でお金がないからでなく、その我慢こそが必要なのだと娘の歳の子が理解するにはまだ幼すぎて・・・

つい色々と買い与えてやりたくなる衝動をこらえる日々です。

物わかりよく我慢できて、母に気を使う娘。
心に何を抱えているのかな。

私はがんばらなきゃ。
シングルマザーは妥協なんてしちゃいけないんです。
娘が自信を持って「私のママは素敵だよ!」と言えるような人間でいなきゃ。

辛いことがあるたびにその決意を繰り返して、私は自分の目指す自分に少しずつ近づけている気がします。

クリスマスプレゼントは奮発するからねっ!