- 2010/7/16 6:23
- 日常
久しぶりの更新です~。
実は、七夕の明けた翌日、父方の祖母が亡くなりました。
葬儀を終え、初七日を過ぎ、少し落ち着いてきたので書こうと思います。
やっぱりこれを書かずにまた更新を再開するのはどうかな、と思ったので。
祖母は子供全員に、自宅で看取られて静かに旅立って行きました。
私は立ち会えませんでしたが、本当に穏やかな穏やかな最期だったと父から聞きました。
もう先が長くないと聞いたころから頻繁に会社帰りに寄るようになって、ちょうど2週間くらいのこと。
どんどん痩せて弱ってゆく祖母をみているのは本当につらかったですが、
「看取りのメンバー」に入れてもらえたような気がしてとても幸せでした。
今回祖母は入院などせず、自宅で最期を迎えることを選びました。
とても信頼のできる終末医療専門のお医者様に運よく出会うことができ、皆にサポートされて実現しました。
死は、特別なことではないのだと。
生活の繋がりの中のひとつなのだと。
私はこれまでそんなことを思うことはできませんでした。
死は怖い、暗い、目をそむけたい、悲しいこと。
それはそうです、今でもそうです。
でも、自然な死を迎えた祖母を見ていたら、穏やかな気持ちになるのも本当なのでした。
今回私はとても貴重な体験をしたと思います。
また何かの機会にまとめて書きたいと思います。
同じように終末医療に悩んでいる方、自宅で看取りたい方に伝えたいことがあるのです。
亡くなった日、娘がポツリと言いました。
「おばあちゃんは、おじいちゃんに会いに行ったんだね。織姫と彦星みたいだね。
おばあちゃんはさみしくないね。だから私も悲しくないよ」
子供って、きっと大人なんかよりずっとわかっているのでしょう。
おじいちゃんおばあちゃん、私たちは元気でいるよ。心配しないで見ていてね。
さあ、また今日からブログ再開したいと思います!