- 2011/1/27 23:38
- キリンジ
何度指折り数えただろう。
22日の朝、忘れ物はないか何回も確認して家を出た。
羽田までは隣の駅からバスで30分。便利。
羽田についてスタバで一服、そしてみんなを探して右往左往。
ちょっと迷子になって泣きそうになっちゃったからね。方向音痴はなおりませんなあ。
一緒にいく友人に拾ってもらって、どうにかこうにか皆と合流。
搭乗手続きの荷物チェックに止められちゃってる友人を皆でにやにやしながら眺め(ごめんね)、いざ搭乗!
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いやあ、ここまでくるとは自分でも思わなかった。
友人には何度も言った事だけどw、私はほんの一年くらい前まで、キリンジのふたりの人柄について興味を持った事はあまりなかった。
というより、ミュージシャン全般についてそうだった。
もともと音楽はCDを聴きこめてさえいれば満足で、メジャーアーティストのライブなどもほぼ行った事がなかった。
いくのは父のライブやジャズコンくらいで。あ、小さい頃チック・コリアと、何年か前スティービーが来日した時は行ったなあ。
キリンジ自体は多分二十歳くらいのときから聴いていたし、私にとって唯一無二な音楽であったのだけれど。
だからそんな私が自分からアーティストに近づこうとする事が自分でまだ信じられないでいる。
でも、近づく気持ちを持てた事。
そんな機会を与えてくれた友人たちや家族に、本当に心から感謝、感謝。
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飛行機は時間通り離陸。隣の席の大好きな友人と窓の外を眺めてキャイキャイしていたら、あっというまに沖縄へ。
空港を出たら、空気が違うんだもの。
東京で言ったら、ちょっと肌寒いGWってところかな?
バスでホテルまで連れてってもらい、チェックインして着替えたら自由行動!
とりあえずお腹がすいたから、タクシーで国際通りへビューン。
「国際通りの入口らへんまでお願いします」といったら、本当に国際通り入り口って書いてあって笑った。
ぶらぶらとお土産屋さんを尻目に歩き、定食屋さんへ。
オリオンビールとラフテー丼だったかな?のセットを注文〜ぺろっと平らげ。おいしかった〜ごちそうさまでした!
その後市場に入ってブルーシールでアイスを買って、ゆっくりと桜坂セントラルを目指す。
もうね、急ぎたいけど急ぎたくない、早く行きたいんだけどなんかうだうだしちゃう、微妙なあの気持ち。
兄弟たちはどんな気持ちで待っていてくれたんだろうね。
一日目のライブは番号が後ろの方だったので、ゆっくりみようとどーんと構えてドリンクカウンター前へ。
周りは男性が多くて、一人できている人も多いようだった。
多分地元の人がほとんどだったんじゃないかな?
なにをやるんだろう?
どんなアレンジなんだろう?
桜坂セントラルからは、所謂「初日のわくわく感」が溢れでていた。
シャンデリアが暗くなり、歓声があがる。
メンバーが出てきて、その後兄弟があらわれる。また歓声。拍手。
ここからはあんまり覚えていない。
毎回そうなのだけど、ライブの内容を覚えていられない。
残るのは充実感と魔法にかかった脳みそだけ。
詳しいレポはちゃんと覚えている方々におまかせ。。。
印象に残ったことをいくつか。
台風一過で、玄さんが沖縄風アレンジ(ぴゅいぴゅってやつ)入れてた。粋なはからい!
斜め前にいたお姉さん。
気持ち良さそうに気持ち良さそうに踊っていた。沖縄風なのかしら、手を滑らかに動かして、陶酔するように。
MCのとき。
私の斜め後ろから「ずっとまってた!!!!」って声が上がり、私はそれだけで泣きそうになって。
きっとあの場にいた皆さんが心の底からそう思っていた事でしょう。
横の横にいた背の高いハンチングをかぶったお兄さん。
終始笑顔で本当に嬉しそうに聴いていた。
ヤスのスティールパンに息をのむ音、嫉妬から都市鉱山への流れにあがる歓声。ダブルアンコールを呼ぶ手拍子。
なんとスペシャルな夜だったことだろう。
たくさん公演に行けるというのは幸せなことだけど、「初めて」の感動にはどうしたって勝てやしない。
幕がとじ、シーサーが守る桜坂セントラルを出て、仲の良い友人たちで居酒屋さんへ。
楽しい楽しい夜だった。
そしてこれがまた次の日も続くなんて夢のよう。
ホテルに帰って、お風呂もそこそこにぱたっと眠った。
2日目編に続く!(いつ書くかは未定!)