- 2012/11/29 12:03
- 音楽
レビューというにはおこがましいんでひかえめに・・・
一年前くらいでしょうか、知ったのって。
それからぼちぼち聞いていたけど、ちゃんと聴きだしたのは最近です。
前回のシングル「夢の外へ」がすんごい良かったので、「知らない」も初回版をゲットしました。
DVDが70分て( Д ) ゚ ゚ 毎度太っ腹だなあ・・・
ちなみに前回のはMVがかわいいw
今回のMVはこちら
いやあ、良いんですよね。
星野さんのうたは曲もいいんですけど、詞がいいんですよ・・・
聞いてると光景が見えてくるんですよよね。
温度とかにおいとか、風の強さとか、歩く音、そういうのが見えるというか。
それは私が体験したことではないけど、ああ、そうなんだなって納得させるものがある気がします。
ぜひ歌詞カードをじっくり読んでみてほしいなあ。
このあいだソングライターズに出てまして、もちろん録画してみたんですけど、
そこでサラリとお話していることにびっくりしたんですよね。
学生さんとの質疑応答のところ。ちょっと書き出すと・・・
Q:詞の字数がメロディに合わない時はどうする?(いわゆる曲先の時)
A:(略)ひとつの音符の中に2つ以上言葉を入れないルールを自分に課している。
”これがいいたいけど、ここにははまらない。でもそれは歌詞を変えていってましたね。
メロディに合わせて歌詞を無理やり変えていました。
それをやってみてわかったのは、枠ってほんとうに大事なんだって。
制約によって自分の言いたいことが曲げられてしまった時に深みが出てくる場合が多かった。例えば、
「6文字の言葉で言いたいんだけど、メロディ的には5文字しかなくて一文字多い。
でも一文字ないだけで意味が変わってきちゃう」
ってなったときに、意味が変わってもいいから入れちゃう・・・っていう。それに合わせて音符を変えちゃうと、ちょっと間延びしてしまったりとか、無理矢理な感じが出てきちゃう。
無理してはめると自分では思ってなかった偶然の面白さが出る。”
佐野元春のザ・ソングライターズ 星野源回より
伝わるかなあ、字面じゃ伝わらないかなあ・・・
星野さんってひょうきんなイメージだったんで、こんな風に考えているのか・・・!と衝撃を受けました(ごめんなさい)
他のお話もなかなかに衝撃的で、星野源象みたいなのが塗り替えられたソングライターズでした。
興味ある方は録画してるお友達とか探してでも見る価値あり!
再放送またやってくれるといいですね。
ということで、星野源オススメ!です!
ライブ行きたいなー!
ちなみにオフィシャルサイトのHETAKUSO絵画教室がスバラシイのでそちらもオススメ。
私のお気に入りは 作品No.287 『幽遊白書』
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